相談者 | ゆういちさん(仮名) |
---|---|
年齢 | 27 未婚 |
地域 | 千葉 |
職業 | 会社員 |
状況 | 遠距離恋愛 |
友人の紹介で出会った彼女(対象者)と遠距離恋愛をした末に別れてしまいました。
付き合った年月は4年。4年の月日は2人の関係を良好に紡ぐ形にはなりませんでした。遠距離恋愛はただでさえ難しく、距離の壁に阻まれて別れたカップルは無数にいます。
この相談者もその一人でした。
まずは状況を確認する為のヒアリングを行い、遠距離の場合は再会工作が一番最後の問題になりますが、その前の問題を少しづつ解決していく方法を模索します。
問題は距離だけだったのか?それとも他の何かが原因なのか?を確認する為に対象者を調査し現在の生活を調べます。
交遊関係や仕事、そういった場所で新たな関係を持つ人がいないか?という事や休日の行動などを調べる事で1人身になって羽を伸ばしているのか?それとも寂しいと感じているのか?も確認する事が出来ます。
接触ポイントに関しても模索し、復縁工作で接触する際にどの様に接触するか?どこで接触するか?を探します。
休日になるとヨガに1人で行っている事が日課になっていると調査によって判明したので工作員をヨガに入り込ませます。
東京のヨガスクールでは集中して無言の方が多いのですが、地方の場合、フレンドリーに話しかける地域も沢山あります。その為、不自然にならずに関係を構築する事にも成功し、工作の初歩段階は成功します。
復縁工作の初歩段階をクリアした後は友人関係へのステップになり、ヨガの後に女子会をカフェで開き、今までお付き合いした人達の話しを聞きだします。
実は対象者は今までに付き合った人は相談者しかおらず、今までに付き合った人の話しを聞き出すにしても相談者の話しだけが出るので、工作に関しても進めやすい状態でした。
他の異性と付き合う事は興味はあるけれど不安な部分があり、踏み出しづらい…という事もある為、復縁を薦めてみると距離の壁の他に、将来を見据えた時の不安が取れないとの事でした。
しかし、1人で将来を考えるのはまた不安になり、葛藤を抱えてしまっているとのことだったので対象者に復縁を飛び越えて結婚を迫れば良いのではないか?と提案します。
相談者と結婚の話しをした事がないという所から、とりあえず相談者に電話してみて結婚の事を考えていたかどうか?を確認してみようという話しになり、久しぶりに相談者と対象者は連絡を取ります。
事前に連絡が来るかもしれないと伝えていた相談者は復縁を飛び越した話にもアドリブで対応し、将来を考えていたという受け答えが出来、会う約束を取り付けます。
遠距離での復縁のネックになっていた部分は解消され、最初からどの様に再会させるか?ばかりを考えていたら問題を解決する為の方向性を間違えてしまった可能性があります。
無事に会う約束を取り付け、将来を見据えた復縁に繋がり、工作は無事に終了しました。