相談者 | みちえさん(仮名) |
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年齢 | 39 未婚 |
地域 | 群馬 |
職業 | 自営業 |
状況 | 結婚に対する価値観の違いから… |
相談者は初恋の人(対象者)と町で偶然再会し、その後お付き合いに発展したが、お互いにバツイチという状況の為、結婚に対しての価値観が異なり別れを決意されてしまった。
相談者からヒアリングをし、付き合っていた時にどの様な付き合いをしていたのか?結婚に対しての価値観について聞いていたが客観的に見て大きなズレがある事に気付きますが相談者は気付いていない為、その部分に関するアドバイスを施します。
そして実際にそれだけが原因で別れに至ったのか?復縁調査の実施と復縁工作による接触を試み、情報の裏付けと原因を解決する方向に向かいました。
接触ポイントは行きつけのお店を復縁調査から割り出し、お店での接触が一番最適であると判断が出来ました。
対象者はお酒が好きで1人身という事もあり、頻繁にお酒を飲みに行きますが、職場、家、行きつけのお店にしか立ち寄らない事と職場での接触が難しい為、復縁工作での適切な接触ポイントは1つになります。
年齢を重ねると新しくどこかに立ち寄るという事よりも大抵の人が行きつけのお店などを持ち、その場所で待ち伏せをする形を取ると接触しやすい傾向にあります。
新しい場所に冒険して失敗したくないという人の心理が年を重ねるほど強くなるからこそ顕著になります。
接触して関係を構築した後に1人で飲みに来る理由を対象者から聞き出しますが、バツイチである事やお酒の力や寂しさからなのか?良く喋る対象者でした。
落ち着きたいけれど仕事が忙しく、結婚を意識した女性がいたけれど仕事の都合で簡単に結婚出来ない状況で、それを許してもらえない事に葛藤し別れた後は寂しさで1人で酒を飲む機会も増えたとの事でした。
決定的な結婚観の違いというものには触れず、仕事が忙しくなくなれば復縁するのか?と聞くと、中々仕事が暇になる事が出来ず、それで彼女をかまってあげられない事が分かっているなら今の内から身を引いた方が良いという判断をして離縁したという話しを聞きだします。
男性は仕事を頑張って、女性は家庭を守るという価値観と女性も仕事を頑張って共に生きるという価値観は大きくずれ、相談者が自営業で自立している所からも結婚を考えた時に悩んでしまった様でした。
復縁するにあたって相談者が仕事を辞めなければならないのか?というと、仕事をしている事を批判するつもりはないという対象者からの声だったので、何が引っかかるのか?という事を聞いてみると、収入の格差等が引っかかるという事でした。
自立した女性に多いのは1人で生活出来る為、少し考え方が男性よりになり、強い女性として見える事や発言なども強くなってしまう傾向があります。
その為、弱い女性を演じる事や男性を立てる事が出来ない為に男性が気おくれしてしまうというケースは少なくありません。
その部分の改善を促し、男性を立てる術を身に付けてもらいます。その間に工作員は対象者から情報をもらい続けます。
他に異性の陰がある訳でもなく、寂しさを持っている事は十分に伝わって来た為に復縁の可能性は十分にある。というよりもむしろ復縁成功率を100%にする事は出来るのではないか?とこの部分で工作員は確信を持ちます。
復縁工作の依頼を請ける前に何%の復縁成功率か?を聞かれる事は良くあるのですが工作が進むにつれて復縁成功率を出す事は出来ますが、復縁工作をする前に片一方からの情報を元に復縁成功率を叩きだすのは正直な話し難しいのです。
相手の状況等を加味しなければ正しい成功率の算出は出来ません。
このケースであれば他の妨害は全くなく、寂しさや相談者への気持ちが残っている事もあり、この段階で復縁成功率は高いモノである確信が持てます。
再会工作だけを行えば復縁出来る形となりました。再会工作に関しては女性工作員と相談者が待ち伏せをする形を取り、偶然町で出会った形を取り、そのままの流れで対象者の行きつけのお店に向かいます。
行きつけのお店の中には男性工作員がすでに待機しており、対象者は気付かない間に工作員二人と相談者の形になり、後は話の流れを復縁の方向に持っていき、復縁成功させました。