相談者 | かずまさん(仮名) |
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年齢 | 35 既婚 |
地域 | 静岡 |
職業 | 会社員 |
状況 | 子供を連れて実家に帰った妻との復縁 |
実家に子供を連れて帰ってしまったという妻(対象者)との復縁を望む相談者は妻が実家に帰る前に低姿勢を貫き、別居生活を阻もうとしていたとの事ですが、その想いは届かず別居されてしまいます。
焦って復縁相談に来た時には心も体もボロボロの状態でした。
カウンセリングルームにて子供への想いや対象者への想い、自分がいかに至らなかったのか?を話していた相談者は涙を流します。男性でも女性でも面談時に個室での面談をさせていただくのは相談者への配慮もあり、想いの丈を全て聞く為の状況を作っているからに他なりません。
復縁したいという言葉を信じ、道は険しいけれど頑張りましょうと早速対象者や子供達への調査を開始します。
子供が小さい為に近所の公園で対象者達は午前中に遊んでいて、そこに集まるママ友達と良好な関係を築いているのが発覚したので子供を持つ女性工作員を接触させに行きます。
女性工作員の子供はもちろん工作員ではありませんし、何も状況は分かりませんが、子供は勝手に「僕のパパは…」という言葉を子供に浴びせ、相談者達の子供に少し寂しい想いをさせます。
こういったケースの場合、カギになるのは子供を使う事で「父親不在」をアピールし、それが子供の為にも良くないと少しづつ誘導していきます。
復縁成功の為なら何でも使うのが復縁工作になるので利用できるモノは全て利用していきます。
対象者はママ友の間で、まだ別居している事や離婚を考えているという言葉を使っていない所からも決断はまだ出来ていないという判断が出来ます。
決断が出来ていないのであれば復縁を唆す事も可能ですし、一度決断した後の一般女性の思考は中々覆すのに時間が掛かりますが、それまでに歯止めを利かせれば復縁成功率は上昇します。
父親不在という事や復縁に向けて心理誘導し、復縁を意識させていった後に出て来るのは別居の原因になります。
相談者の話しではひたすら低姿勢を貫いていたという話しでしたが、対象者はそういう事を望んでいたのではなく、むしろ父親は父親らしく構えていてほしかったと言う話しを吐露します。
では何故別居に至ったのか?それは相談者が実はこっそり浮気していた事を知っていたという話しが出てきました。
担当者が早急にその事実を確認するとキャバクラへの出入りはした事はあるけれど浮気の事実はなく、別居の原因が誤解だった事が判明します。
誤解を招く様な行動をした相談者も悪いのですが、早合点で別居してしまった対象者も問題があります。
シッカリと話す環境を以前から取れていればこういった事にはなっていなかったのですが、普段から話す癖がついていなかったのが問題になります。
その為、普段から対象者との会話を心掛ける事や誤解を招く様な真似をしない。といった部分を気を付けていただくアドバイスをさせていただき、工作員やママ友達の子供が可哀想という声の後押しをし、復縁が成功しました。