相談者 | ますみさん(仮名) |
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年齢 | 35 既婚 |
地域 | 東京 |
職業 | 主婦 |
状況 | 夫の不倫が原因で… |
夫(対象者)の帰りが遅くなる事や出張の回数が増えた事から夜の回数等も減り、少しづつ話しをする機会も少なくなっていた事に不安を感じた相談者が夫の寝ている間に携帯電話を確認し、ラインの中身を見てしまった所から不倫の事実に気付く事になる。
不倫の事実を知った相談者は問い詰めて離婚に向けた話し合いをするべきか、復縁に向けて進むべきかで悩む事になります。
そして相談者が選んだのが復縁の道だった為、不倫の事実を知っていたけれど気付かないフリをして関係を取り戻す為に自分なりに努力をしていました。
復縁する為に仕事の話しを良く聞く事や遅くなっても文句を言わず食事の用意をする等、家に帰って来ても辛い状況を作らない様にする事を心掛けます。
しかし、対象者はそういった事に気付かず不倫関係を続けます。対処法が何も思いつかなくなった相談者はそこで初めて復縁相談する事になりました。
不倫の事実を突きつけて離婚をしないのであれば対象者と不倫相手を別れさせなければなりません。相手の情報がラインの中身から同じ職場の部下である事は判明しているのでまずは人物の特定から入ります。
人物の特定をした後は2人がどこで待ち合わせをし、どの様に逢瀬を重ねているかを確認し、不倫相手はどういった人物なのか?という情報を集めます。
情報を集めた後、不倫相手も妻子持ちである事が判明します。
家庭を壊したくないと考えている不倫相手の為、別れさせ工作は比較的楽に進み、不倫相手の方から距離を置く様になり関係が終わります。
しかし、別れさせたからといって復縁という訳ではなく、何が原因で不倫をしてしまったのか?家庭環境や夫婦間の問題に何も問題がなかったのか?を対象者に接触し、聞き出します。
元々、帰りが遅くなるなどで小言をずっと言っていた相談者と顔を合すのがストレスになり、最近ではうるさい事を何も言わなかったけれど何時再発するか分からない事から帰宅したくないという気持ちを持ってしまっていた為に不倫に走ったという事を吐露します。
小言を言われるから帰宅したくないのではなくトラウマの様になってしまっていた事や言い方に難がある等、対象者の事を気遣ってもらっている様には思えず、一人の人間として扱ってくれている不倫相手に依存してしまっていたと話します。
相談者がとっていた行動は間違っていた訳ではなかったが、正しい努力の方向ではなかったという事になり、正しい努力の方向にすすめていく為にアドバイスを行い、少しづつ相談者に対象者の望む形を行動として与えていく事で対象者が帰宅する際にストレスを感じる事なくなり復縁するまでに至った。