復縁の希望者の中には「相手を傷つけたまま別れてしまったのでもう一度会ってちゃんと謝罪だけはしたいです。」とおっしゃる方がいました。
はっきり言ってこれってただの自己満足ですよね。
本当に申し訳なかったという思いが強い方もいらっしゃいますが、相手からすればもう別れたのだから、謝られようが、謝られなかろうが「終了」なんです。
別れ方によっても違いますが「もう二度と顔も見たくないのに、謝罪を理由に会おうとしてくる(怒)」と感じ、さらに嫌われる可能性が高いです。
感謝を伝えたいという方もいらっしゃいますが、同じく「今更感」しかありません。
もう一度ちゃんと謝罪したいと仰る方ほど、謝罪を口実にして、あわよくば復縁したいという気持ちが本音ではないでしょうか。
別れた後の謝罪は復縁に繋がりません
謝罪も感謝も、あなたを拒否して関係にピリオドを打っている相手にとっては意味を成しません。
本当に謝罪をしないと気が済まないのであれば、復縁の期待を持たず言い訳もせず、
「ごめんなさい。もう関わりません」と伝える事です。
特に、長々と思い出話や楽しかった出来事を交えた謝罪はNGです。
あなたにとって楽しい思い出でも、相手にとっては「あの時もイラッとしたわ」と嫌な思い出も一緒に思い出されてしまう事もあるんですよ。
復縁を考えての謝罪は態度で示す
謝られても、改善されていなければ復縁には繋がらない事は分かりますよね。
復縁したとて同じ事になると目に見えているのですから。
謝罪して「直すから」「もうやらないから」と口だけで言う人を許せるのであれば、はなから別れと言う結果にまでは至っていません。
あなたを見限ったのは、よほど許せない、あなたの悪い部分が直る見込みはないと判断したのであって、改善された姿を見せない限りは「どうせ口だけ」と判断され終わってしまいます。
あなたに出来る事は、謝らなければならない事を理解し、悪い部分を改善していくしか、復縁の方法はないのです。
自分のマイナス面は自分では気づきにくい
自己改善はまず自分を知る所から始まります。
自分を知ると言っても自分の直さなければいけない部分を、自分で気づくという事は相当難しいことです。
現に今まで、悪いと思っていなかったからこそ、直そうとは思わなかったわけですからね。
なんでもズバズバと言ってくれる親友などがいればいいですが、遠慮されては意味がありません。
あなた自身が人になにか言われて素直に聞き入れる性格でなければ、余計に真実を話してくれる事はいないでしょう。
まずは復縁したい相手に言われた事を思い出し、出来る限りの自己改善と、遠慮なく指摘してくれるプロにアドバイスをもらう事も大切です。
あなたの性格や悪い癖、怒りの沸点、相手への配慮など第三者の目からみてアドバイスをもらい、自身で気付く所からがスタートです。
復縁を目指すにしても、これから出会う新しいパートナーに同じ過ちをしない為にも、自分自身を理解しましょう。