本気で別れたい訳ではないのに、「別れよう」という言葉で恋人の気持ちを試す試し行動をする人がいます。
相手の愛情の深さをを図ってみたり、相手より上の立場に立とうとしてしまったり。
「別れたくない」「君が好きだ」と言わせて、ネガティブな自分の心を埋めようとしたり、、
試し行動をする人は、自分の事しか考えられていない人。
言われた恋人の心には「常に別れを考えている人」という印象と、簡単に別れを告げられたショックな気持ちがずっと残る事に気付いていないのです。
「別れよう」という言葉は、時に相手をコントロール出来てしまう
試し行動で「別れよう」と言ってみたら、恋人が「別れたくない」と縋ってきてくれるだろうと簡単に考えていると
自分の目論見とは違い「待ってました!」と思われて別れてしまう事があります。
意外と「別れたい、別れてもいい」と思っていても、自分から相手に言えないだけで、別れのキッカケを待っている人もいて、、、
別れのキッカケを待っている状態の相手に「別れよう」という言葉を言ってしまえば、別れを促進してしまうだけなのです。
別れを考えていない人でも、恋人から「別れよう」と言われたことによって、相手への気持ちが冷めてしまう事があります。
「そんな簡単に別れようとか言うんだね。その程度の愛情だったのか」と、愛情を確かめる所か、恋人を別れに誘導してしまうのです。
自ら別れ話をしたのに復縁したい相談者
「相手の愛情を確かめる為に、自分から別れを切り出して相手も承諾をして別れたのですが、復縁を持ちかけたら断られました。でも復縁したいんです。」
実はとても良く聞く相談です。
このような相談をされる方のすべてが試し行動として別れ話をしたわけではありませんが、中には冗談で言っただけなのに、相手に本気にされ別れに至ってしまった方もいます。
「まさか本気にするなんて」「縋ってくれると思ってたのに…」
なんて仰いますが自業自得
自分勝手に相手の心を気付けて、自分勝手に復縁したいと言っている事に気付かなければ、復縁の道は閉ざされたままですよ。
相手を試そうと考えてしまう人とは?
試す必要が無い相手を、なぜ試してしまうのでしょうか?
- 自分に自信がない人
コンプレックスや不安を抱え、相手の本音が聞けないと安心できず、尚且つ、相手の本音を聞いたとて、安心ができないのです。
自分だけが相手の事を好きでいるんじゃないか?本当は嫌われているんじゃないか?と自分の不安を解消する為に、相手を試す行動を取ってしまいます。 - 愛情を欲している人
どんな我儘を言っても、恋人に受け入れてもらえるかどうかで、自分への愛情の深さを図ります。
常に愛情表現をしてもらえないと不安になってしまうし、愛情表現をされていても不安になってしまうのです。 - 恋人を信用していない人
心から相手を信用していれば、相手が嫌がる「別れ」を使って、人を試す様な事はしなくていいものです。
貴方の心の不安は、あなたにしか解消出来ないものであって、誰かで解消出来るものではありませんよ。
上記三点を満たす事が出来れば、恋人の気持ちを疑うことも無く、自分の気持ちを素直に伝えられるでしょう。
二人に必要なのは試す事ではない
相手を試す行為は、相手の信用を失うだけで無く、嫌われる原因となります。
「別れよう」と言って、相手から自分の望む答えが返って来なかったからと言って、不貞腐れた態度を取る事は絶対にいけません。
お互い引くに引けなくなり、どちらも素直になれず、意地を張ってしまい、永遠に別れてしまう事になってしまいます。
恋人の気持ちを試す行動は必要ないのですよ。
大切な人を取り戻せなくなってしまう前に、あなたの好きな気持ちと、好きな人の気持ちを大切にして下さいね。