相談者 | まさこさん(仮名) |
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年齢 | 38 バツイチ |
地域 | 神奈川 |
職業 | 派遣業 |
状況 | 年齢差からすれ違い |
年齢差の問題は付き合った当初は気にしていなかったようですが、付き合えば付き合う程に年齢差からすれ違いを重ね、最終的にそれが原因で別れに至ってしまったと本人は自覚していました。
しかし、ヒアリングをしていると1つ気になる点があったので、その点の話しを聞くと本人が自覚していなかった部分ですが改善しなければならない理由があった様に見受けられました。
年齢差からのすれ違いという人の多くは年齢差が〇歳だから…という言い訳をします。
年齢差に関して気にしているのは対象者ではなく依頼者のケースが多いのですが、依頼者はそれに気づきません。
そしてその場で伝えた所で理解を示す人が少ない人が多い為に軽くは伝えますが、裏付けとなるものを用意してからアドバイスを行うのが一般的です。
実際に調査や工作をしてみなければ何とも言えない部分なので調査、工作をし実際は何が原因なのか?を調べます。
まずは依頼者からいただいた情報から対象者の調査を開始します。
対象者の状況を確認し対象者に他の異性の陰などが見えず、交友関係で深い関係を持っている人もいない所で接触の開始です。
復縁調査によって見つけた接触ポイントから接触を試み、年の差カップルを装い対象者と接触をします。一組目の工作員達は年の差カップルといっても話しを聞き出す為にわざと年齢差がそこまで広くないカップルを接触させながらも自分達は年の差カップルであるかのようにして対象者からの話しを聞き出します。
案の定、対象者の口からはそんなの年の差カップルではないという言葉をもらい、自分はもっと年齢差があった人と付き合っていたという話しを聞き出します。
その為、依頼者との関係の話しも饒舌にしゃべって下さり、別れの原因についても聞きとる事が出来ました。
別れの原因についてはヒアリング時に予測できていた様に依頼者が年の差という事もあって全て自分の考えや行動が正しいという事を押し付けられ、押し付けられた対象者は恋人というよりも上司、部下の関係になってしまっていたと仰います。
年の差カップルの破局で一番多いのがこういった年齢差から来る諭す等の自分が正しいという意見で、次第に恋人として見れなくなってくるというケースになります。
ヒアリング時に聞いていたのでその部分のアドバイスはしてありますが、実際に裏付けがない為に適切なアドバイスというよりもまずは聞かせるだけに留まりました。
裏付けが取れ、改善部分にも力を入れ、二組目の年の差カップルを接触させ、年の差カップルが上手くいっている部分を見せつけます。
二組の工作員の接触が功を奏し復縁を意識させた所でもう一度だけ関係を取り戻してみようかな…という言葉をいただき、工作員の後押しもあり依頼者に対象者から連絡する様に仕向けます。
その結果、自分にも至らなかった部分があると対象者の口から復縁の申し出があり、それを受けた依頼者は二つ返事で返事をし、復縁に至った。