復縁方法

物語の悲劇のヒロインの大多数は「幸せに暮らしました」で終わります。
けれど、現実世界の悲劇のヒロインといえば、不幸が重なって報われない事ばかり。

人間生きていれば、良い事もあれば辛い事も沢山あって、
辛い事が続くと物語の中の悲劇のヒロインに自分を重ね合わせて「なんで私は幸せになれないの?」とまた悲観的な考えをしてしまう悪循環。

「自分はかわいそう」「自分は恵まれていない」
「自分は不幸体質で幸せになれないし、なってはいけない」など

まるで悲劇のヒロインのようなネガティブさで、自分を卑下するような言葉を口にしていませんか?

そのような行為は、自分で自分に不幸になる呪いをかけるようなもの。

悲劇のヒロインのように振る舞い、かまってもらうことで自分を保つ様は
人を試す姑息な手段で、大切な人にもうんざりされてしまいます。

想像してみて下さい
ネガティブな言葉を軽々しく口にしたり、自分は不幸だと匂わせるような人間に、人は惹かれると思いますか?

置かれた環境やトラウマに苛まれている人は沢山いますし、誰しもが少なからず心に秘めた闇があるでしょうが、
あなたの自己満足の為に、不幸な話を聞かされている相手は、楽しい気持ちになると思いますか?

不幸自慢のあなたの話を、額面通りに受け取られてしまえば、そんな人とは関わりたくないなと、距離を置かれてしまう事でしょう。

悲劇のヒロインを自作自演してしまう人

悲劇のヒロインを自作自演してしまうのはどんな人なのでしょうか?

自分に自信が無く自己肯定感がとても低い

自己評価が低く、自分を責めるような事をつい口に出してしまう。。
相手が否定したりフォローをしてくれることで承認欲求を満たそうとし、
常に他人の評価ばかり気にしているタイプ。

傷つきたくない、嫌われたくない、失敗したくない

自分はこんなダメな人間だと言っておく事で、相手に期待して欲しくない、
ダメなところを見せてしまった時に幻滅されたくないと思っている人。
前もって言い訳をするように予防線を張っておきたい臆病なタイプ。

気にかけて欲しい

自分への興味をひかせる、「そんなことないよ」と言ってもらう事で安心を得る。
人にフォローされる事で、自分が相手にどう思われているか試そうとする。
単刀直入に聞けるような事もわざと遠回しに匂わせ、
自分が欲しい言葉を言わせようと誘導する、ズルく自己中心的なタイプ。

現実が見えていない

本当に悲劇のヒロインだと思っている厄介な人。
いつかお姫様や王子様のような素敵な人が現れ、手を差し伸べてくれると思っている
実は他力本願な怠け者。
自分は特別だと思っている節があり、都合が悪いことは全てまわりのせい。
そのせいで自分が不幸だと思い込んでいる非常に面倒なタイプ。

悲劇のヒロインは幸せになれる?

「かまってほしい」
「自分を見て欲しい」
と言う承認欲求から

自分がいかに不幸かという事を他者に話す事により、みんなから

「あなたは可哀想」「大変だったね」

なんて心配されたい、哀れまれたいが為に、自分がいかに不幸で辛いのかを誇張し、猛アピールして大げさに騒ぎ立てて・・・

どうして幸福話ではなく、わざわざ不幸話なのか?

答えは簡単、幸福話は同情してくれないけど、不幸話なら同情を引けるから。

今のままでは、面倒くさい関わりたくない人になってしまいますよ。

悲劇のヒロインと復縁

悲劇のヒロインになっている人が、復縁活動をするにあたって、絶対にやってはいけない事があります。

「別れてしまったから、自分はこんなに苦しく悲しく不幸になったんだ。」

と、この期に及んで、自分本位に悲劇のヒロインぶって復縁を迫る事です。

自分を下げて気を引こうとしたり、予防線を張ることは人間関係を築くにあたり
卑怯で恥ずかしい事だということを理解し、今すぐ止めて下さい。

言霊と言う言葉をご存じでしょうか?
言霊とは、日本古来より、声に出した言葉が現実になってしまうと言われており
自分を卑下をするネガティブな言葉を言い続けていると、その言葉に縛られ、言った通りの人間になっていってしまうのです

何かにつけ悲観的で否定的な人間に進んで関わりたいを思う人はいません。
悲劇のヒロインのままでは、パートナーや友人から距離を置かれ、孤独になっていくことが見えています。

悲劇のヒロインを心配してくれるのは最初だけ。
現実世界の悲劇のヒロインは決して主役にはなれません。

本物のヒロインになりたいのなら、物語の登場人物は自分だけではないということを理解して下さいね。